福井県について

福井県について

福井県は、日本海や若狭湾に面する中部地方、北陸地方の県です。県庁所在地は福井市で、山中峠・木ノ芽峠・栃ノ木峠を通る稜線を境にして、北側の嶺北と、南側の嶺南により構成されています。日本海と若狭湾の福井県海域には周囲0.1km以上の島が58ありますが、すべて無人島となっています。緑豊かな山々と変化に富んだ海岸が作り出す、豊かな自然環境に恵まれているのが特徴で、「越山若水(えつざんじゃくすい)」という別名で呼ばれることもあります。「越山」は越前の豊かな緑を育む山々を、「若水」は若狭の豊富な水資源とその美しい水を現しています。県の木は松、県の花は水仙、県の鳥はつぐみ、県の魚は越前蟹です。福井県は地図で見ると、鍵のような形をしています。嶺南に所属する若狭湾の海岸線は、リアス式海岸としても有名です。地理上は北陸地方、中部地方と分類されますが、一部の行政管轄区分においては近畿地方とされる場合もあります。

気候

県内全域が日本海側気候で豪雪地帯としても有名です。とくに雪が多い「特別豪雪地帯」に指定されている大野市・勝山市・池田町・南越前町の旧今庄町は全国屈指の積雪量で、年間の降水量は多いときに3000mm以上に達します。ただし、近年は暖冬傾向にあり、降水量は昔に比べ減ってきています。日本海沿岸部では対馬暖流の影響により、冬でも比較的暖かく、雪よりも雨の日のほうが多くなっています。このため、「弁当忘れても傘忘れるな」という天気の格言が存在します。福井市などは内陸に位置しているため、沿岸部に面する新潟市や金沢市などよりは豪雪となりやすい場所となっています。過去には1963年1月31日に213cm、近年でも2011年1月31日に積雪119cmを記録するなど、1m以上の積雪となることもあります。

福井県の歴史

先史時代

県内には遺跡が各地に点在しており、約1万5000年前から人が住んでいたことが窺えます。三国町の西下向・雄島・馬コロバシ遺跡や、永平寺町の木橋遺跡、南幅遺跡などからはナイフ型石器などが出土しています。また、若狭町の鳥浜貝塚からは草創期の縄文土器や、竪穴式住居跡、弓矢、丸木舟などが出土していて、この土器の形式から畿内や飛騨国などの地域との交流があったと想定されています。嶺北では銅鐸が出土しており、日本海側ではこの地が北限となっています。4世紀初めごろには嶺北で前方後円墳が造られ始めます。手繰ケ城山古墳や六呂瀬山古墳群などは北陸地方最大規模であり、この地域が強大な勢力を持っていたことが窺えます。

古代

7世紀後半頃、律令制の導入に伴い「若狭国」が成立したと見られ、7世紀末には「越前国」が成立したと考えられています。若狭国は若狭湾で精製した塩を都に納めていました。749年には東大寺が越前国の豪族から土地の寄進を受け、福井平野に多くの荘園を獲得します。8世紀になると渤海との交流が盛んになり、若狭国や越前国は渤海使の来航や遣渤海使の派遣の拠点となりました。10世紀になると越前国の東大寺領荘園は荒廃し、代わって皇室領、摂関家が中心になります。10世紀末には宋人が来航し交易が行われるようになります。また、泰澄の開基とされる白山信仰が盛んになり、11世紀末にはその拠点である平泉寺が延暦寺の末寺になり興隆します。この頃には院分国となり、保元・平治の乱以降は平氏の知行国となります。1180年に起った治承・寿永の乱では、越前国の斎藤氏など、多くの武士が木曾義仲に味方しました。しかし、その後の東国御家人中心の鎌倉幕府の下では、地頭に任命される御家人はいなかったようです。

近代

廃藩置県に先立って1871年1月に本保県(現在の越前市)が設置されました。同年8月の廃藩置県によって各藩が廃止され、現在の福井県域は7つの県に分けられました。1971年12月31日、越前国のうち、坂井・吉田・足羽・大野・丹生群が合さって出来た福井県と、越前国の今立・南条・敦賀群と若狭国全域が合さって出来た敦賀県の2県になりました。翌年1月、福井県が足羽県に改称されます。さらに翌年の1873年には足羽県が敦賀県に編入され、これでほぼ現在の福井県の県域となりました。しかし1876年、木ノ芽峠を境に敦賀県が分割され、現在の南越前町以北が石川県に、現在の敦賀市以西が滋賀県に編入され、敦賀県は消滅します。1881年、太政官布告により、嶺北が石川県から分離され、嶺南が滋賀県から分離されて、双方が合併し、福井を県庁所在地として現在の福井県が設置されました。

福井県に縁のある歴史上の人物

  • 吉田茂
  • 継体天皇
  • 朝倉氏景
  • 朝倉孝景
  • 佐々木小次郎
  • 織田信長
  • 山本龍二(海援隊)
  • 渡辺剛八(海援隊)
  • 三上太郎(海援隊)
  • 小谷耕蔵(海援隊)
  • 腰越次郎(海援隊)
  • 佐々木栄(海援隊)
  • 梅田雲浜
  • 岡田啓介
  • 大谷吉継
  • 佐久間勉
  • 酒井忠勝
  • 酒井忠次
  • 柴田勝家
  • 柴田勝豊
  • 杉田玄白
  • 前野良沢
  • 武田耕雲斎
  • 近松門左衛門
  • 豊臣秀吉
  • 橋本佐内
  • 平泉澄
  • 松平春嶽
  • 山内一豊
  • 橘曙覧
  • 松尾芭蕉
  • 水上勉
  • 結城秀康(初代福井藩主)
  • 由利公正
  • 新田義貞
  • 土井利忠(大野藩主)
  • 道元(曹洞宗開祖)
  • 蓮如(吉崎道場)
  • 島津忠綱(越前国守護代)
  • 斯波氏(越前守護大名)
  • 武田氏(若狭守護大名)
  • 越前島津氏
  • セルゲイ・プロコフィエフ(ロシアの作曲家)

産業

福井県は眼鏡産業が盛んな土地です。鯖江市を中心にメガネフレームなど国内シェアの96%を生産しています。世界シェアでも約20%を福井県が占めいています。そのため鯖江市での就業者の6人に1人はメガネ産業に従事しています。また、マリンバなどの打楽器製造の拠点にもなっています。楽器関連では他にハープの生産も行っており、ハープの生産は福井県が日本で唯一となります。また、福井県は日本最大の原子力発電所立地地域でもあります。敦賀市に4基、美浜町に3基、おおい町に4基、高浜町に4基の合計15基が県内に設置されています。原子力関連施設の多さから、福井県警察には全国でも珍しい「原子力関連施設警戒隊」が設置されています。また、福井県は「恐竜王国」と呼ばれるほど化石の発掘が盛んです。昭和57年に勝山市内で白亜紀前期のワニの化石が発掘されたのをきっかけに、肉食恐竜や草食恐竜など様々な恐竜の化石が発見されました。中でも肉食恐竜の「かぎづめ」は国内で初めて完全な形で発掘されており、質のいい化石が発見される場所として、日本の恐竜研究の中心を担っています。

福井の伝統工芸品

経済産業大臣指定伝統的工芸品

  • 越前焼
  • 越前漆器
  • 若狭塗
  • 大阪唐木指物
  • 越前打刃物
  • 越前和紙
  • 若狭めのう細工

福井県指定郷土工芸品

  • 越前竹人形
  • 武生桐箪笥
  • 三国箪笥
  • 若狭パール
  • 越前傘

福井の色々ランキング

宿泊旅行者が「美味しいたべものが多かった」と回答した割合

  • 第1位・・・福井(81.0%)
  • 第2位・・・石川(80.9%)
  • 第3位・・・長崎(80.0%)

一日あたりの米類摂取量

  • 第1位・・・福井(209g)
  • 第2位・・・岩手(204g)
  • 第3位・・・佐賀(204g)

一日あたりのいも類摂取量

  • 第1位・・・福井(92g)
  • 第2位・・・富山(90g)
  • 第3位・・・福島(78g)
  • 第3位・・・山梨(78g)

豆腐類を作る事業所数(人口10万人あたり)

  • 第1位・・・福井(4.84箇所)
  • 第2位・・・島根(4.80箇所)
  • 第3位・・・熊本(3.90箇所)

千世帯あたりの自動車所有台数

  • 第1位・・・福井(2119台)
  • 第2位・・・群馬(2105台)
  • 第3位・・・山形(2103台)

出身地別社長輩出数

  • 第1位・・・福井(1599人)
  • 第2位・・・山梨(1503人)
  • 第3位・・・島根(1335人)

失業者数の割合の低さ

  • 第1位・・・福井(2.5%)
  • 第2位・・・岐阜(2.6%)
  • 第3位・・・三重(2.7%)

共働き世帯数の割合

  • 第1位・・・福井(58.2%)
  • 第2位・・・山形(57.8%)
  • 第3位・・・富山(56.6%)

刑法犯検挙率

  • 第1位・・・福井(52.7%)
  • 第2位・・・山口(49.9%)
  • 第3位・・・山形(49.0%)

救急車出動件数の少なさ

  • 第1位・・・福井(27.0件)
  • 第2位・・・富山(27.2件)
  • 第3位・・・青森(27.4件)

人口10万人あたりの医療施設の数

  • 第1位・・・福井(8.0箇所)
  • 第2位・・・香川(7.2箇所)
  • 第3位・・・佐賀(6.9箇所)

衣食住の総合ポイント

  • 第1位・・・福井(5.88ポイント)
  • 第2位・・・滋賀(3.92ポイント)
  • 第3位・・・石川(3.46ポイント)

福井の魅力

福井県といわれて思い出すことは何でしょうか。どこにあるのか分からない、地味、田舎、などなどマイナスなイメージが多いのではないですか。福井の魅力は中々皆さんに伝わらないようです。まず、福井は平均寿命が全国第2位を誇る長寿の町なのです。豊かな緑と、美しい水に囲まれた環境が、福井の人々に健康をもたらしているんですね。また、福井は「食の国」でもあります。実はコシヒカリは福井発祥のお米だって知ってましたか?お米のほかにも蕎麦や野菜、魚介類も豊富です。健全で豊かな食生活も福井の長寿の秘訣なのかもしれません。また、福井は歴史のある街です。「海のある奈良」と呼ばれる小浜をはじめ、県内各所に歴史的建造物が立ち並んでします。京都に程近いこともあって、古代から数多くの歴史の舞台となった場所でもあるのです。歴史的建造物のほかにも沢山の観光名所がありますよ!福井の魅力が皆さんに伝わるように、紹介していきたいと思います。

TOP