福井の食文化

福井には様々な食文化があります。福井の美しい自然と豊富な水が育んだ野菜から、若狭湾で取れる魚介類、一風変わった郷土料理まで、福井の食には魅力が沢山詰まっています。

野菜

花らっきょ

福井県のらっきょは、植え付けから収穫までに3年かけてつくる「3年堀」と呼ばれる栽培方法でつくられています。歯ざわりがよくまろやかな風味があり、コレステロールを下げる効果があるので健康食品としても注目されています。小粒な身としゃきしゃきした歯ごたえが特徴の福井の名産品です。

勝山水菜

江戸時代から栽培されている野菜です。勝山水菜は一般的な水菜と違って「とう」を味わうのが特徴です。「とう」とはつぼみをつけた茎のことで、食物繊維が豊富で滋味あふれる味わいがあり、とても美味しいです。秋に種をまき、雪の下で越冬することで、甘みと栄養を蓄えます。まだ雪が残る2月下旬頃からが旬の「春を呼ぶ野菜」です。

河内赤かぶ

焼畑農法で作られる赤かぶです。他の地域の赤かぶは中身は白いものが多いのに対し、河内赤かぶは中身まで朱色がかっているのが特徴の珍しい品種です。

福井で何しようかな

矢田部ネギ

小浜市矢田部で栽培されているネギです。谷田部地区の恵まれた地質と冬場に振る雪のおかげで、一般的なねぎとは比べ物にならないほどの甘みがあります。白い部分が長く、曲がっていて、柔らかいのが特徴です。

里芋

里芋は、子孫繁栄の縁起の良い食材としても人気ですね。名水の里である奥越地方の水はけの良い土壌と、昼と夜との寒暖差の激しい気候が、身がしまって豊かなぬめりをもつ里芋を生みます。まろやかな甘みのある味は、甘辛い味付けで煮込むのに最適です。

トマト

福井のトマトで有名なのは「越のルビー」です。ピンポン玉くらいの大きさの中玉トマトで、強い甘さとほどよい酸味があります。フルーツのような甘さを持つため、水分やミネラル補給にも最適なので、美容効果を期待する若い女性に人気です。普通のトマトの約2倍のビタミンCを含んでいて、そのほかにもリコピンやカリウム、鉄分など老化防止や生活習慣病予防にもなる成分がたっぷり含まれています。全国的に高い評価を受けているため、皇室にも献上されている野菜です。

観光名所についてもっとkwsk!

魚介類

若狭ふぐ

福井県は日本で最も北に位置するトラフグの産地としても有名です。全国5位の生産を誇る若狭湾は、美しく環境に恵まれているため、身が締まってプリプリとはじける歯ごたえが絶品です。毎年冬の訪れと共に、若狭ふぐを求めて多くの食通たちが若狭を訪れています。てっさやてっちり、から揚げなどのほかに、お土産として「ふぐのへしこ」も人気です。

越前ガニ

県の魚にも指定されている越前ガニは、身が引き締まり、淡白な中にも適度な脂がのっているのが特徴です。江戸時代初期から行われている越前ガニ漁は日本で最も古いカニ漁といわれていま。漁場が陸から近く全国的にも珍しく生きたまま港に届けられるため、新鮮で美味しいと評判です。全国で唯一皇室に献上されているカニでもあり、まさに冬の味覚の王者と呼ぶのにふさわしいのではないでしょうか。

甘エビ

福井の甘エビは粘りのある口当たりとまろやかな甘みが特徴です。海底がきれいな近海の砂地でとれます。透明度が高くつややかな朱色をした身は、口のなかでとろけ、ほんのりと潮の香りを残してくれます。

若狭ぐじ

若狭湾で獲れるアカアマダイです。ほのかな甘みとふんわりとした白身が特徴で、和食の最高級食材とされています。上品な味わいの「若狭焼き」がオススメです。

若狭ガレイ

若狭湾で獲れたカレイを一夜干ししたものです。冬の冷たい風に一晩さらすことで、魚本来の旨味とほのかな甘みが際立ちます。数ある福井の皇室献上品のひとつです。

郷土料理

越前そば

福井のそばは、冷たいそばに大根おろしと削り節をたっぷり乗せた「おろしそば」が定番です。「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。福井県はソバの生産量が全国5位というそば処でもあります。県内で生産されている玄そばは粒が小さく皮が薄いのが特徴です。この実を蕎麦殻ごと挽き込んでつくるそば粉は、一般的なそばよりも黒っぽく風味がつよいのが特徴です。

浜焼き鯖

水揚げすると腐りやすい鯖を長持ちさせるために考えられた知恵で、水揚げされた鯖を開いて串にさして焼いたものです。若狭湾は、日本海の暖流と寒流が入り込むため、ここで獲れるサバは特に味がいいといわれています。獲れたての新鮮な鯖は、脂分や水分が多く、焼いている途中で身がはじけてしまうこともあるため、浜焼き鯖を作るには熟練のテクニックや焼き加減が必要です。

たくあんの煮物

古沢庵漬けを出汁や醤油で煮付け、仕上げに唐辛子などを散らしたものです。お酒のおつまみやご飯のおかず、お茶漬けのつけあわせなどにぴったりな福井の伝統的な郷土料理です。作り方は、2~3mmの厚さで沢庵を輪切りにし、水と一緒にボールに入れ、30分程度おきます。水を捨てて沢庵を鍋に移し、沢庵がひたひたになるくらいの水をいれ柔らかくなるまで煮ます。途中何度か水を取り替えます。沢庵が柔らかくなったら水を捨て、出汁・醤油・油を加えて煮ます。味が染みこんだらお皿に盛り付け、輪切りにした赤唐辛子を散らして完成です。

へしこ

若狭地方の伝統料理で、越冬の保存食として重宝されています。鯖に塩を振って糠漬けにしたもので、現在では若狭の特産品・お土産として、漬け込む魚の種類も「鰯へしこ」「河豚へしこ」などが加わり、福井県で親しまれています。糠を軽く落として火であぶると、お茶漬けやお酒のおつまみにぴったりです。2007年には「さばのへしこ」として「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれています。

ソースカツ丼

薄くスライスしてカラッと揚げたとんかつを秘伝のソースにつけてご飯に乗せたものです。甘辛いソースとサクサクのカツがご飯と相性抜群の一品です。

和菓子

水ようかん

福井の水ようかんは冬が旬です。家族が揃うお正月に食べられる定番のお菓子です。一般的な水ようかんと違い、四角くて大きいのが特徴です。大体A5サイズくらいで厚みは2~3cmくらいあります。紙箱に直接流し込まれているため、はじめて見た人はびっくりするようです。

羽二重餅

餅粉を蒸し、砂糖と水飴を加えて丹精に練り上げた和菓子です。福井県で盛んな羽二重織りにちなんで作られました。絹のように滑らかな食感が特徴で、県外でも多くの人に愛されています。

六方焼き

餡のまわりに小麦粉と卵で作った生地を付けて焼いたお菓子です。生地の六面を焼き上げ、外観が直方体をしていることからこの名前がつけられました。こし餡を使ったものが多く、大きさはきんつばのように扁平で大きなものや、一口大で立方体に近い小ぶりなものがあります。

くずまんじゅう

日本三大くずのひとつの熊川くずは、極寒の冬に「寒ざらし」という作業によって作られています。つるんとしたのど越しと爽やかな甘さで、福井の夏の定番お菓子の一つとなっています。

求肥昆布

昆布粉ともち米粉を蒸して練り合わせた餅菓子で、口あたりのやわらかさが特徴です。皇室御用達の伝統菓子でもあり、福井県敦賀のお土産としても親しまれています。

外食チェーン

秋吉

福井で焼き鳥といえば「秋吉」です。現在は福井県外にも多く店舗を展開していますが、県内では持ち帰り専門店や移動店舗によるスーパーマーケットの駐車場での販売が多くなっています。県外の店舗は福井県出身者が集まる場に選ぶことが多く、時折福井弁を耳にする事ができます。

ヨーロッパ軒

元祖ソースカツ丼の店として福井県に所在する洋食店です。ドイツで料理を学んだ高畠増太郎が、ドイツのシュニッツェルをウスターソースを使ってご飯に乗せたのが始まりといわれています。ヨーロッパ軒では「メンチカツ」を使った丼「パリ丼」もあり、ソースカツ丼と並ぶ人気を誇っています。

TOP