私は友達や周囲の人に影響されやすい。情けないことにアラサーになった今でもそうだ。
1つのことをがっつり突き詰めることができなくて、魅力的なものがあったら、あっちへふらふら、こっちへふらふら。
仕事に関する思いについても感情がぐらぐらしている。
私の周囲には2種類の人間がいる。情熱をもって仕事をし、スキルアップのために仕事する人、もう片方はプライベートを大切にし、自分が生活できるだけの仕事をする人。
どちらも正解だし、どちらも魅力的なのだ。
3月で退職する職場では前者の人が多く、転職組で英語が達者な人が多かった。そんな環境に影響されマーケティングの本を買って勉強したり、英語を学生ぶりにやり直したり、周りのレベルに少しでも合わせられるよう必死だった。
ただ疲れてしまった。良い人ばかりで、人間関係に不満はなかった。ただただ自分の実力不足で仕事がまわらず、迷惑をかけるのがストレスになっていった。自分ができるペースは周りよりもだいぶ遅いことに気が付いた。そこで食らいついていければ確実にスキルアップできただろう。私にはそんなメンタルがなかった。プライベートが変化するのも確かな理由だが、そこで仕事するのが疲れた、というのが辞める理由の大半になっている。
やりたいと思う仕事は今でもないが、これなら苦痛にならずにできる、という業務はある。
自分のペースで仕事したい、自分ができることでお金をもらいたい、と考えるようになって始めたのがクラウドワークス。今は退職前の有給消化中、そしてしばらくは失業保険をもらいながら細々と続けていければいいなと思っている。
ただこういう生活をしているとなんとなく不安になってしまうのが私の悪いところだ。
せっかく自分ができる仕事をやろうと思ったのに、スキルアップしなければ今後年齢が上がるにつれてどんどん仕事がなくなるのではないだろうか、とうじうじ考えてしまう。
この感情の揺れは性格上仕方ないとあきらめつつも、一生不安にが付きまとうと思うとため息が出る。